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究極の磨き

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たんぱく質を極限まで低減する「究極の磨き」

「継」が目指した、無垢でありながらどこまでも奥深い豊かな味わい。この理想の味わいを実現するためには、精米の精度をこれまでにないレベルへと高める必要がありました。通常玄米の外側にはたんぱく質が多く含まれますが、酒造りにおいてはこのたんぱく質が雑味の原因の一つとなります。そのため、米の中心部分の心白を壊すことなく、このたんぱく質をどこまで低減させることができるかが、酒造りにおける精米の永遠のテーマでもあるのです。
「継」のコンセプトをはじめて聞いた精米担当は、これまでの全体を均一に磨いて米を球状にする精米方法では、目指す味わいはとうてい実現できないと感じていました。そこで彼が選んだ方法は「原形精米」。米の形状を保つことで心白を残しながら、たんぱく質を多く含む外側の部分だけを磨くというこの特殊な精米方法は、たしかに理想的な方法ではありましたが、従来のプログラムでは実現不可能な、難易度の高い精米方法でもあったのです。
「継」が目指した、無垢でありながらどこまでも奥深い豊かな味わい。この理想の味わいを実現するためには、精米の精度をこれまでにないレベルへと高める必要がありました。通常玄米の外側にはたんぱく質が多く含まれますが、酒造りにおいてはこのたんぱく質が雑味の原因の一つとなります。そのため、米の中心部分の心白を壊すことなく、このたんぱく質をどこまで低減させることができるかが、酒造りにおける精米の永遠のテーマでもあるのです。
「継」のコンセプトをはじめて聞いた精米担当は、これまでの全体を均一に磨いて米を球状にする精米方法では、目指す味わいはとうてい実現できないと感じていました。そこで彼が選んだ方法は「原形精米」。米の形状を保つことで心白を残しながら、たんぱく質を多く含む外側の部分だけを磨くというこの特殊な精米方法は、たしかに理想的な方法ではありましたが、従来のプログラムでは実現不可能な、難易度の高い精米方法でもあったのです。
その日から、精米チームの挑戦がはじまりました。理想の精米を実現すべく、彼は精米のプログラム自体から新たにつくりなおすことを決断。実験を重ね、プログラムを練り直し、さらに実験を繰り返すという、地道な作業を繰り返すこと約2年。ついにチームは新しいプログラムを完成させ、通常の約2倍を要する102時間をかけながら丁寧に米を磨きあげることで、米の形状を保ったまま極限までたんぱく質を低減させる精米に成功しました。
今回の「継」は、玄米の重量に対して白米の重量を算出する通常の精米歩合としては35パーセントとなりますが、雑味の原因となるたんぱく質含有量で従来の精米歩合に換算すると、約20パーセントに相当します。ここに「究極の磨き」ともいえる「継」の精米技術が誕生しました。
その日から、精米チームの挑戦がはじまりました。理想の精米を実現すべく、彼は精米のプログラム自体から新たにつくりなおすことを決断。実験を重ね、プログラムを練り直し、さらに実験を繰り返すという、地道な作業を繰り返すこと約2年。ついにチームは新しいプログラムを完成させ、通常の約2倍を要する102時間をかけながら丁寧に米を磨きあげることで、米の形状を保ったまま極限までたんぱく質を低減させる精米に成功しました。今回の「継」は、玄米の重量に対して白米の重量を算出する通常の精米歩合としては35パーセントとなりますが、雑味の原因となるたんぱく質含有量で従来の精米歩合に換算すると、約20パーセントに相当します。ここに「究極の磨き」ともいえる「継」の精米技術が誕生しました。

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