酒米の契約栽培米20周年を迎え記念式典を開催致しました。
現在では、90近くの生産農家や農業法人の皆様から酒米を作って頂き、弊社で使用する原料米の3割を占めています。品種は五百万石、たかね錦、越淡麗、千秋楽、ゆきの精です。
式典では、生産者の方から酒米作りの取組みを紹介して頂きました。また、酒米作りの指導で尽力された國武正彦先生(あさひ農研 顧問)に感謝状を贈呈致しました。

酒造りは米作り
契約栽培米の20周年記念を迎えることができますことは、関係各位のご協
力とご支援のお陰と心より感謝申し上げます。
弊社は天保元(1830)年に創業、大正9(1920)年5月16日に会社設立し、
今日に至っております。特に本年は創業180年、創立90年の大きな節目にあ
たります。これまで酒造業を継続できましたのは、酒造りに適した自然環境と
良い水と良い米に恵まれたことが第一の要因であります。さらには、夏の米
作りと冬の酒造りの両面に関わってこられました勤勉な杜氏、蔵人の伝統技
があったからこそと思っております。
さて、弊社の酒米の取組みは、平成2年に杜氏による好適米の試験・研究
栽培を研究室と共に進めたのが始まりです。時を同じく、その栽培・研究の実
践を進めるために朝日地区生産者のご協力を得まして農業生産法人有限会
社あさひ農研を設立していただきました。平成5年には國武正彦先生のご指
導のお陰を持ちまして減肥栽培の技術も確立することができ、いち早く地元有
志の方々と、たかね錦の商業規模での契約栽培に取り組むことができました。
そして五百万石、千秋楽、越淡麗、ゆきの精などで契約栽培者の輪を広げる
ことができましたのは、JA様はじめ関係各位のご尽力のお陰と感謝をしており
ます。
この期に、弊社はいっそう安全・安心の酒造りに努めると共に、新松籟蔵の
建設に着手しました。新しい蔵が完成しますと、米を生かした酒造り体制が一
段と充実します。「酒造りは米作り」を基本に、販売面におきましても酒米生産
者から愛飲者にお届けするまで生産履歴の明確な「顔の見える酒造り」の姿勢
を貫き販売の増進を図っていく所存です。
これからも皆様の一層のご理解とご支援をお願い申し上げます。
朝日酒造株式会社 取締役社長 平澤 修
契約栽培米20年の沿革はこちら 【PDF1935KB】

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