雪ありて新潟の酒がある。
絶え間なく降る細かな雪が 空気を清め
しんしんと積もる雪とともに
ふつふつとモロミの歌声が聞こえるようです。
酒蔵では吟醸仕込み真最中。
秋から春までの酒造りを通して、上級とされる酒を仕込みます。
地釜からモウモウと蒸かしがあがり
熱い蒸米を素早く掘り起こし、飯タメに入れて蔵人が走ります。
この飯タメを数える数番唄(かずばんうた)が酒蔵に響きます。
宿場町を順番に読み込んだ歌詞が
時を経て蒸かしとともに蘇ります。
万物を白一色にかえるこの季節こそが酒造りの好機です。
厳寒を味方として、酒造りの熱気がたぎります。


